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2010/07/25

大豆は食べてはいけない!?その2

エーッsign02て、初めて聞くビックリする話しなので、驚く人が多いと思いますが、私は最近、親しい人達に大豆を食べないように勧めています。

但し、正確に言うと、発酵した大豆(味噌・醤油・テンペなど)以外は食べてはいけないという意味で、生や未発酵の大豆食品は食べてはいけません。

その理由を、私の愛読メルマガの一つ、為清勝彦さんのメルマガ(2010.6.18)を参考に、海外からの情報を元にお話しします。

今からおよそ5,000年前の古代の中国では、時の皇帝が土壌を蘇生させて、収穫量を改善する方法として、大豆を植える効果が文献に記されています。但し、皇帝は豆ではなく、根の効果を称賛したのです。つまり土壌改良剤として農業に利用されていたのです。この古典から、古代中国では人間が自然のままの大豆を食べることが、適切ではないことを知っていたことが窺(うかが)えます。

又、明の時代から、大豆が何千年も食べられて来たという史実も、それは発酵した大豆だけの事であって、生や未発酵の大豆食品を食べるようになったのは、まだほんの200~300年の歴史しかないのです。

大豆は原産地の中国から日本に伝来して来ましたが、日本において独特の進化向上がなされて、今では世界で一番大豆文化が花開いている国として、様々な大豆食品が氾濫しています。

では現在、私達が食べている未発酵の大豆食品にはどんなものがあるのか見てみましょう。豆腐(焼き豆腐・凍み豆腐)、油揚げ、厚揚げ、枝豆、豆乳、おから、湯葉、きなこ、大豆ヨーグルト、大豆油、大豆粉、大豆フォーミュラ(調合ミルク)、大豆プロティン、、大豆パン、大豆デザート等など。この他にも、化粧品や医薬品、香料などにも使用され、表示がされていないのも沢山有るようです。

何故、発酵していない大豆が危険で、食べてはいけないのかsign02

その理由は、自然の大豆には人体に有害な作用を持つ、強力な反栄養素が有るからです。それは、1.フィチン酸 2.酵素阻害物質 3.ゴイトロゲン(甲状腺腫誘発物質)の三つです。

人体に有害な反栄養素とは、私流にいうと“アク”のことです。生きとし生けるものは全てアクを持っていますが、このアクとはワラビやゼンマイなどの山菜に代表される、あのアクのことです。普段調理をする時に行うアク抜きのアクのことです。植物は絶滅を避けて生き残り、繁殖が出来るようにする為に、皆アクを持っています。アクは自衛手段や免疫システムであり、バクテリア・ウィルス・細菌の侵入から身を守り、植物を食べようとする動物達の食欲を削いで防御するのです。こうして自然界では、生命の絶妙なバランスと調和が保たれているのですね。

古来より伝わる自然療法や伝承療法などで、薬用植物を使用して病気を治したりするのは、このアクの力を使う方法でもあります。つまりアクは、毒にもなり薬にもなるという諸刃の剣なのです。そして勿論、アクは魚介類や動物、人間にもあります。フグの肝の毒に象徴されるフグ中毒などでお解かり頂けると思います。

さてそれでは、有害な大豆の反栄要素の三つについて説明します。

1.大豆にはフィチン酸塩が高水準に含まれる

全ての豆類には、フィチン酸塩がある程度存在するが、大豆には特に大量に有ります。フィチン酸塩は消化管の中で、ミネラル(例えば亜鉛、銅、鉄、マグネシウム、カルシウム)ときつく結び付いて、拘束する働きがあります。特に亜鉛との親和性が強い亜鉛は傷の治癒、タンパク質合成、生殖面の健康、神経機能、脳の発達などを支えるミネラルです。発展途上国に住んでいる人々が、先進国よりも身長が低いのは、豆類を多く食べる事に起因する亜鉛不足が原因と考えられています。又、亜鉛は抗酸化酵素を始め、約250種類の酵素を活性化するので、とても重要なミネラルです。又、フィチン酸塩の多い食事は、知的発達にマイナスの影響が有るという証拠もあります。

ほとんどの豆類は、水に浸してアク抜きするだけで、大半のフィチン酸塩を破壊出来ます。しかし大豆の場合は、水に浸漬しただけでは破壊出来ないので、発酵させて酵素の働きにより、フィチン酸塩を減少させて、食べるのに適したレベルにまで下げる必要が有ります。つまりフィチン酸塩のレベルが最も低くて安全なのは、味噌やテンペなどの大豆発酵食品であり、大豆を食べたいという人には最適です。尚、どうしても豆腐を食べたいという人には、豆腐を食べることによって失われる栄養素(上述のミネラル類など)を、補充しながら注意して食べるよう、お勧めします。

未発酵大豆や、巷に溢れ返っている大豆商品群、そして大豆健康食品などは、全て高いレベルのフィチン酸塩が含まれているので、全く食べる価値が有りません。くれぐれも注意しましょう。

2.未発酵の大豆には酵素阻害物質が大量に有る

食べ物を食べると、アミラーゼやリパーゼ、プロテアーゼなどの消化酵素が消化管に分泌されて、食べ物を分解し、身体に同化・吸収出来るように栄養素をつくります。ところが未発酵大豆に多く含まれる酵素阻害物質は、この消化作用を妨害し、大豆の炭水化物とタンパク質が完全に消化出来ないようにします。この酵素阻害物質の為に食べ物が完全に消化されないと、代わりに腸内のバクテリアが仕事をすることになり、不快感、鼓張、機能障害を起こすことがあります。元々、消化酵素が少ないお年寄りの場合、大豆の酵素阻害作用で苦しむ可能性が高くなります。

3.大豆は甲状腺ホルモンの生成を妨害する

大豆にはゴイトロゲンが豊富です。ゴイトロゲンは甲状腺腫を形成するだけではなく、甲状腺ホルモンの生成を妨害することも有り得ます。甲状腺機能の低下が、特にアメリカの中年女性を悩ませています。甲状腺ホルモンは、細胞の中のミトコンドリアの燃焼炉に火を付ける働きがありますが、この甲状腺ホルモンの生成が少ないと、体温とエネルギー・レベルが低くなります。従ってこの甲状腺機能の低下こそが、お年寄りの一つひとつの動作が大仕事のようにゆっくりしている理由なのです。又、甲状腺機能の低下は、心臓の活動が減退していることを意味し、全身の細胞への酸素の供給不足をもたらし、ガンの主因となります

又、大豆にあるイソフラボン(ゲニステイン)は、甲状腺ホルモンの生成を遮断することも出来ます。それに更にフィチン酸塩が、亜鉛と銅と結び付いて拘束し、加勢する為、甲状腺ホルモンを作る為に必要なミネラルがほとんど残りません。又、輸送タンパク質の一つであるGLUT1が、大豆イソフラボン(ゲニステイン)によって遮断されるので、このタンパク質は細胞にエネルギーを生成するブドウ糖を送り込んでいるので、このブドウ糖の輸送が減速すると、甲状腺ホルモンだけではなく、身体のあらゆる活動に必要なエネルギーの生成が減少します

もう一つ、大豆イソフラボンが身体のエネルギーを減退させる理由は、チロシン・キナーゼ(分子から分子へのエネルギー輸送に関する酵素)を妨害することです。この酵素は、細胞分裂、記憶の固定、組織修復、血管の維持・再生を司っているのです。

つづく→

コメント

貴重な情報有難うございます。
私は、何年にもわたりミキプルーンのミキプロテインを
筋肉をつくる、疲労に効く、更年期障害
思考力がつく、身体の靭帯筋肉の伸びがよくなる、
細胞形成に良い、皮膚、肩こりに有効と聞き
毎日多めにのんでいましたが
腰は、圧迫骨折、膝は、半月板損傷
皮膚は、若年性尋常性かいせんみたいのができ
胃腸も余り丈夫でなく湿疹ができ
甲状腺にのどに腫れがあると健康診断でいわれました。
プロテイン過剰摂取によるものでしょうか?
今後どのような事に気をつけると丈夫なけんこうな
身体になるのか?お聞きしたくメールしました。
どうぞ宜しくお願い致します。

貴重な情報をありがとうございます。大豆で生きてきたような私で、体調を崩し、発酵物の以外はすっかり止めて8か月が経ちます。効果を感じています。

平均的な体格の人が、どのくらいの頻度で、どのくらいの量を食べたとき、どんな影響があるのか、教えてください。
体に悪い、とは、どうやって調べたのでしょうか。
何人で、何年間、どういう調査をしたのでしょうか。
よろしくお願いします。

肉をあまり買わないようにしているため。
今まで大豆食品はすすんで多く接種してきました。
甲状腺更新症と言われ10年が経ちます。
何故、この病気になったのか?謎ですし、この文章を見てはっとしました。
甲状腺ホルモンと大豆の関係がもっと詳しく知りたいです。
大豆をとりすぎてかかるのは甲状腺機能の低下症の方だけですか?
更新症は別の理由があるのでしょうか?
どうぞ、よろしくお願い致します。

貴重な情報をありがとうございます。
パイナップルやキィウイなどの果物でタンパク質が分解されると聞きましたが、それにより、ご指摘のものが無害化しないのでしょうか?

ほとんど大豆中心の食生活をしてきて、最近、体調不良になりました。

いろいろ書いてるけど、沸騰させた大豆はどうなんでしょうか?

乳酸菌や酵母菌による発酵の豆乳ヨーグルトや豆乳ケフィアも害がありますか?

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